Haworthi-Ya

草と分類

ラン科

Cymbidium erythraeum

また原種シンビジウム(Cymbidium)の話題。 最近よくみかけるようになった和蘭だが、その交配に必ずと言っていいほど使われているのがCymbidium erythraeum。'利休'などは原種そのままで和蘭として扱われたりもするようだ。もしかしたら'利休'はキンリョウヘ…

Cymbidium nanulum

4大洋蘭の一つとして数えられるシンビジウム(Cymbidium)。鮮やかに改良された贈答用の品種が昔から多く出回る一方、最近は「和蘭」という商品名で東洋蘭の血を入れた落ち着いた品種も流通するようになってきた。 個人的には原種のシンビの良さがもっとしられ…

サギソウ

白鷺のような花を咲かせることで有名なサギソウ(Pecteilis radiata)。早咲きの系統が咲いたので、紹介する。最近よくいろいろな産地の花が流通しているが、北の系統ほど開花の時期が早いようだ。 サギソウ(Pecteilis radiata 福島県産)の花。優雅で涼しげ…

玉花蘭 明玉宝

最近はハオルチアばかりだったので、今日はランの紹介。 細葉系の恵蘭(ほんとは蕙蘭)の一群に玉花蘭というものがある。細葉恵蘭は分類が細かく、それぞれの名称がどのようなグループにあてられているのかよく理解していない。玉花蘭(ギョッカラン)はどう…

タイのシュンラン??

Cymbidium goeringii s.l. 花弁が尖るタイプのシュンラン(広義)。細いが落ち着いた花。 (2020. I. 13.) タイ産のCymbidium sp.として購入。花の形態などをみると、雲南などの春蘭(Cym. goeringii s.l. )と似ている。雲南のものと同様に有香。タイからはCym. …

テリポゴンのような花

先日のレパンテスと同じときに買ったもう一つのレパンテス、Lepanthes telipogoniflora。 L. tenticulataとは異なりこの種は株は小さいが花は大きい。コロンビア西部に分布。 種小名はTelipogonのような花という意味で、花の形が同じく南米に分布するラン科T…

レパンテス

株は小さいが花は個性的なレパンテス(Lepanthes)。中南米の雲霧林などに1000種以上が生息する。 暑さに弱いこともあり手を出していなかったが、サンシャインシティラン展で南米の業者が安く持ってきていたので購入。 Lepanthes tentaculata 近縁種が多く、そ…