Jatropha nudicaulis
エクアドル固有のヤトロファ(トウダイグサ科)の一種。GBIFなんかのデータを見ると、エクアドル以外にペルーでも少数ながら記録があるようだ。
現地では乾燥した灌木林に生え、そこそこ大きな木になるらしい。
エクアドル固有の響きにつられて南米の業者から購入。日本での流通はほぼなさそう。ネットで調べても栽培品の写真はほとんど出てこない。成長は速いし、花も鮮やかで毎年咲くので、興味がある人はぜひ育ててみて欲しい。
Jatropha nudicaulis. 雌雄異花で、雄花と雌花が同じ花茎に付くが、同時に開花することは無いようだ。写真は雌花。(2020. VII. 1.)
Jatropha nudicaulis. 雌雄異花で、写真は雄花。花は数日しかもたない。花茎の分岐パターンが独特で面白い。(2020. VII. 4.)
栽培は簡単で、夏場の高温期によく成長する。また、冬場も水を切っておけば少なくとも5℃くらいには耐えられる。雌雄異花のため、自家受粉ができるかは不明。挿し木で増やせそうだが、失敗したためよくわからない。